毒親じゃないけど、自由じゃない ~東大受けるとか絶対言えない~
ネガティブはクズの言い訳です
日常の話
出願書類と引っ越し準備で
パニックになりながら
なんとかやり繰りできていた
引っ越しが目前に
迫ってきたある日
突然母親から
電話がかかってきた
一体何の用だろう
お母さん
「引っ越し準備大変でしょ?」
「ちゃーくんもぎりぎりまで仕事だろうし」
「だから・・・」
えっ
いいよいいよ
その気持ちは嬉しいし
すごく助かるけど
お母さんが来たら一緒に
ゆっくりする時間も増えて
受験の準備ができなっちゃうよ
東大に合格するまで
お母さんには何にも言わないって
心に決めてるからちょっと困る
それは引き寄せの法則の
ためでもあるけど
一番の理由は・・・
実は私は
学部生のときも一度だけ
自分の大学の大学院進学を
考えたことがあった
就職が不利になりそうだけど
文学の考察も楽しいし
教員になるという道もあるし
なんとなくいいかなって思って
思いついてすぐにお母さんに伝えた
そう伝えると
私の話を詳しく聞くこともなく
すごく怒られた
まぁたしかに
当時そこまで熱意もなかったし
お母さんの言う通りなんだけど
私の話も聞いてほしかった
だから
主婦になってから
東大受験をするなんて言った日には
私が受験をやめるって言うまで
怒り続けるに違いない。
さぁ、断ろう
いま東大受験のことが
ばれたら最悪だし、
私には時間がないし
お母さん
「えっ?」
「まだ全然できてないじゃない!」
「掃除は始めてるの?」
ただっち
「いや、してないけど」
お母さんは
ハァ~ッと大きなため息をついた
お母さん
「なんでそんなに先の見通しが甘いの?」
学生時代に
私に自由をくれなかったのも
私の見通しが甘いせい?
・・・結局明日
母親がうちに来ることになった
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