ただの主婦、パワーストーンを買いに行く
こちらの続きです
(読まなくても大丈夫です)
別居の寂しさと
研究生活の不安を
精神的に
ふっとばすために
パワーストーン専門店に
行くことにした
芸能人も通うという
本格的なパワーストーンやさん
それは
閑静な住宅街の中にあった
迷いながらも
なんとかその店を見つけた
なんだか
こじんまりとしたお店...
大きなガラスがあって
外から中が見える外観だから
おかしなことにはならないだろう
でも
カルト宗教に関する論文を
たくさん読んでいたせいかな...
なんというか
崖の上に立っているような
生理的な恐怖を感じていた
私が事前に知っていた
洗脳に関する手口はこれだ
スピリチュアルのお店や
ちょっとアヤシイ団体の敷地内で
出された水を飲むと
そこには
某危険ドラッグが
入っていて
頭がハピネス状態になり....
幻覚を見たり...不思議体験をしたり...
神が現れたり...
そんなこんなで
すっかり洗脳されてしまい
(あくまで論文に書いてあった一例です)
周りの人が
恐怖を抱き始めるような
ヤバさを醸し出しはじめる
それだけは
なんとしてでも避けたい
ただの主婦が
危険ドラッグキメてみたとか
シャレにならない話だ
だから私は
絶対店で出されたものを
口に入れないこと、
何かアヤシイお香を
焚いている人がいたら
即座に店を出ること、
団体への所属やセミナーに誘われたら
マッハで店を出ること、
それらをルールとして
買い物をすることにした
さぁ、行くぜ!!!!
私はこのお店で
凄まじい非日常感を
体験することになる
つづく